青森県のインスタ映え写真の紹介
本州最北端に位置する青森県は、春に咲く弘前城の桜や夏に開催される青森ねぶた祭り、神秘的な秘境である下北半島など、東北を代表する観光資源を有する歴史と文化に富んだ地域です。
日本を代表する夏祭りの一つ「青森ねぶた祭」は、毎年8月に青森市で開催されます。巨大なねぶた(灯篭)を引き回し、太鼓や笛の音が響き渡る祭りの様子は圧巻で、多くの観光客を魅了します。
また、青森県西部にある江戸時代初期に築かれた歴史ある弘前城は、日本三大桜の名所の一つとして知られています。春には約2600本の桜が咲き誇り、その光景は息をのむ美しさです。秋の紅葉や冬の雪景色も見事で、一年を通じて訪れる価値があります。
青森県の内陸部にある十和田湖は、日本屈指の透明度と美しさが有名なカルデラ湖です。さらに、十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は、美しい滝や渓谷が続く散策路が人気です。
最後に、青森県北部の下北半島には恐山や仏ヶ浦があります。恐山は霊場として有名で、その神秘的な雰囲気が独特です。仏ヶ浦は奇岩が連なる絶景で、写真愛好家に人気です。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/10/top-10.jpg)
メモリアルシップ八甲田丸
青森と函館を結んでいた青函連絡船の代表的な船、八甲田丸は、1988年以降青森で係留・保存されており、多くの市民に親しまれている歴史的なスポットです。船内には、世界的にも珍しい鉄道車両輸送スペースがあり、当時の郵便車両などが展示されています。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/10/6hakkoudamaru.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬可能
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:青森駅から徒歩5分
青森ねぶた祭
青森ねぶた祭は青森市で毎年8月2日から7日にかけて開催される大規模な祭りで、延べ200万人以上の観光客が訪れます。この祭りは、東北三大祭りの一つともされています。特徴的なのは、ねぶたの周囲に大量の踊り子”ハネト”が付き従っている点です。観光客も多く、このハネトに参加しています。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/10/3nebuta.jpg)
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/10/4nebuta.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:8/2~8/7
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:青森駅から徒歩20分
弘前城
弘前城は日本最北端の天守閣で、国の重要文化財にも指定されています。城内には歴史的な門、橋、および濠が現存しています。天守閣の3層目には頭部が虎の魚である鯱(シャチホコ)が飾られています。広大な弘前公園は人力車で優雅に観光するのもおすすめです。
![弘前城](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/10/1hirosakijyou.jpg)
![紅葉の弘前城](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/10/2hirosakijyoukouyou.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬可能
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度多い
弘前公園の花筏
毎年4月下旬から5月上旬にかけて開催される弘前さくら祭では、国内、海外から約200万人が弘前公園に集まります。最大の見どころは花筏(はないかだ)です。桜が散り始めると、公園の外濠の水面がピンク色の花びらで覆われます。まるでピンクの絨毯が敷かれたような、圧巻の美しさが広がっています。一度は訪れて見る価値があります。
![桜の花筏](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/10/5hanaikada.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:4月下旬~5月上旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度多い
十和田湖
青森県と秋田県の境界に位置する十和田湖は、火山の活動により形成されたカルデラ湖(火山の噴火後に雨水が溜まった湖)で、奥入瀬渓流の水源です。奥入瀬渓流は、十和田湖から焼山までの14kmの川で、滝や沢といった美しい自然が広がっています。道路や遊歩道が整備されており、訪れる人たちは四季の風景を楽しめます。この湖は約20万年前の火山活動によって生まれました。水深は327mに達し、日本で三番目の深さを持つ湖として知られています。周囲は厳しい寒さと深い積雪に覆われるものの、湖は凍結せず、”神秘の湖”とも称されています。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/1towadakoall.jpg)
![十和田湖](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/2towadakoup.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季は一部閉鎖
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
新緑と紅葉の奥入瀬渓流
奥入瀬渓流(Oirasekeiryu)は四季折々の自然が広がり、特に春の新緑や秋の紅葉が有名です。新緑は5月から6月、紅葉は10月中旬から下旬頃がおすすめの時期です。
![新緑の奥入瀬渓流](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/3shinryokuoirase.jpg)
![紅葉の奥入瀬渓流](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/4kouyouoirase.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:5月中旬~6月中旬/10月中旬~下旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
阿修羅の流れ
“阿修羅の流れ”は奥入瀬の代表的な景勝地で、テレビや雑誌などでよく紹介されています。激しい流れの水が茂った木々の間を流れる景色は、力強く男性的な景観です。休日は絵や写真を撮る人々で賑わっています。
![阿修羅の流れ](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/5asyura.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:5月中旬~6月中旬/10月中旬~下旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
銚子大滝
奥入瀬渓流の主要な滝である”銚子大滝”は、高さ7メートル、幅20メートルの大きな滝です。滝の美しい水しぶきや木漏れ日の光が特徴で、断層や流れ込む小川の影響でできたとされます。この滝が魚の上流への移動を阻止しているため、十和田湖には魚が住んでいないと言われてきました。四季を通じて、多くの人々の人気を集めている景勝地です。
![銚子大滝](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/6choshiootakinatu.jpg)
![銚子大滝氷瀑](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/7choshiootakihuyu.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:氷瀑は1月初旬~2月
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
十和田神社
十和田湖の中山半島にある”十和田神社”は、807年に創建された歴史ある神社です。この神社には、修行僧が伝説の龍と戦った後、龍に変身して祀られているという伝説があります。昔は水をつかさどる神を中心に信仰されており、今でも多くの人々がパワースポットとして訪れます。境内には、修行僧が使用したとされる鉄の草鞋も奉納されています。
![十和田神社](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/8towadajinjya.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季は一部閉鎖
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
乙女の像
1953年に十和田湖畔に建てられた”乙女の像”は、十和田湖の代表的なシンボルとして知られており、著名な詩人であり彫刻家である高村光太郎の最後の作品です。なお、このブロンズ像のモデルは、彼の妻の智恵子夫人です。
![乙女像](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/9otomenozou.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季は一部閉鎖
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
下北半島
下北半島は青森県の最北端に位置し、周囲を太平洋、津軽海峡、陸奥湾に囲まれた半島です。斧の形にも似たこの半島にはヒトを除く霊長類では地球上で最も北に生息している日本猿の生息地でもあります。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/top-97.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季通行止め
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
宇曽利湖
恐山は下北半島中央部の活火山で、その脇にはカルデラ湖である宇曽利湖があります。この湖畔には、日本三大霊場の一つ、菩提寺が存在し、その霊場内には温泉が湧いています。
![宇曽利湖](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/1usoriko.jpg)
![菩提寺](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/2bodaiji.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季通行止め
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
恐山菩提寺
恐山は日本三大霊山の一つで、862年に慈覚大師により開山されました。天台宗の聖地として知られ、特徴的な景観として死後の世界をイメージしている”三途の川”、”地獄谷”、”賽の河原”などがあります。この地域全体に硫黄の匂いが漂い、神秘的な景色が訪問者を引きつけます。
![三途の川](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/3sanzunokawa.jpg)
![地獄谷](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/4jigokudani.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季通行止め
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
恐山のイタコ
イタコは、日本の東北地方の巫女で、特に視力が弱い女性がこの職業を選んでいました。彼女たちは死者の魂とコミュニケーションをとる”口寄せ”を行う能力があるといわれています。特に恐山でのイタコの儀式が有名です。一方で時代の変化とともに、イタコを目指す者は少なくなり、現在のイタコは高齢者が多いです。
![イタコ](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/5itako.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季通行止め
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
尻屋崎灯台
日本一の高さを持つレンガ造りの灯台からは津軽海峡が見渡せ、日本初の電気灯火と霧笛を持つ歴史的な建造物です。近くの草原にはこの地方にのみ生息する農耕馬の寒立馬が放牧されています。
![尻屋崎](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/6siriyasaki.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季閉鎖
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
釜臥山
釜臥山の展望台は、むつ市街や周辺の自然、晴れた日には北海道までを眺めることができます。夜には美しいむつ市の夜景を楽しむことができ、その光景はアゲハチョウの形に似ていると言われています。
![釜臥山](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/7kamahuseyama.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季閉鎖
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
仏ヶ浦
迫力のある巨岩と奇岩が2キロに渡って連なっている仏ケ浦は青い海とのコントラストが鮮やかで、神秘的な景観を生んでいます。この景観は約2000万年前の海底火山の活動が起源だとされています。また、観光船でその壮大な風景を海上から楽しむこともできます。
![仏が浦](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/8hotokegaura.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
大間のマグロ
本州の最北端の大間崎では津軽海峡を挟んで、北海道を眺めることもできます。8月下旬から年始までのマグロ漁はこの地域の風物詩です。運が良ければ、巨大マグロの水揚げを目の当たりにできるかもしれません。
![大間のマグロ](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/9oomanomaguro.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:8月下旬~12月下旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利
菜の花畑
陸奥湾に面する横浜町の菜の花畑は日本最大級です。黄色の絨毯と白い風車の美しい対比が目を引きます。
![横浜の菜の花](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/10nanohana.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:5月
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利