北海道東部(道東)のインスタ映え写真の紹介
北海道東部には、甲乙つけがたいインスタ映えする絶景スポットが数多くあります。内陸部の層雲峡は紅葉の名所として知られており、秋には山々が赤や黄に染まり、その壮大な景色は圧巻です。まるで自然が織りなすカラフルな絨毯のようで、訪れる人々の心を揺さぶります。
また、北海道第二の都市である旭川市の郊外にある旭山動物園は、そのユニークな行動展示で有名です。動物たちの自然な行動を間近で観察できるため、訪れる人々は動物たちの生き生きとした姿に驚かされます。特にペンギンの行進やアザラシの泳ぎは、SNSでシェアしたくなる瞬間が満載です。
海岸部にも魅力的なエリアがあります。オホーツク海沿岸の網走では、冬の流氷が幻想的な風景を作り出します。真っ白な氷の海に浮かぶ流氷は、自然の力強さを感じさせるとともに、その美しさに息を呑むことでしょう。また、世界的にも珍しい監獄の博物館である網走監獄博物館も見逃せません。脱走犯の再現などの展示は、ユニークな1枚が撮れるでしょう。網走郊外の能取湖では、秋になるとサンゴ草が湖畔を赤く染め上げます。この風景はまるで絵画のようで、インスタに投稿すれば多くの「いいね!」が期待できます。
また、この地域には湖も多く点在します。世界有数の透明度を誇る摩周湖は、霧がかかることで神秘的な雰囲気を醸し出します。特に「天使の梯子」と呼ばれる光の筋が湖面に降り注ぐ瞬間は、まさに天国のような光景です。近隣の阿寒湖では、まりもという珍しい球形の植物が生息しています。このまりもは丸くて可愛らしく、写真映えすること間違いありません。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/1souunnkyou.jpg)
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/2souunkyou.jpg)
層雲峡
層雲峡は旭川市近郊の美しい渓谷で、特徴的な柱状の断崖絶壁が約25kmにわたって続きます。主要な観光スポットは層雲峡温泉であり、銀河の滝、万景壁、大函なども周辺にあります。さらに、温泉街からは黒岳へ行くロープウェイもあり、北海道の雄大な自然を楽しめます。
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![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/4souunnkyou.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬可能
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
旭山動物園
旭山動物園は1967年に開園されました。敷地は非常に広く、多種多様な動物が展示され、約160種、合計612匹の動物が暮らしています。この動物園は、動物たちの自然な行動を観察できる”行動展示”形式が特徴で、全国から観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/5asahiyama-zoo.jpg)
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/6asahiyamazoo.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬可能
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度多い
網走の流氷
流氷は北海道のオホーツク海で1月下旬から3月下旬に見られる自然現象です。この氷はロシアのアムール川河口で生まれ、風と海流により北海道に到達します。北海道の東部の海岸では、流氷が海岸や港を覆いつくす壮観な光景が楽しめます。この期間中には野生動物も多く現れ、運がよければアザラシが流氷上で寝ている姿も見られます。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/7ryuuhyou.jpg)
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/8ryuuhyou.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:1月下旬~3月下旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない
能取湖のサンゴ草
網走の能取湖では、8月下旬から9月下旬にかけて、サンゴ草が鮮やかな赤色に染まり、空の青と壮観なコントラストを形成します。サンゴ草は高さ15cm〜30cmの一年生の植物であり、その形状が本物のサンゴに似ていることからこの名前がついています。
![能取湖のサンゴ草](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/9sangosou.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:8月下旬~9月下旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない
網走監獄
漫画”ゴールデンカムイ”の影響で聖地巡礼のスポットにもなっている網走監獄はかつて実際に網走刑務所として使用されていた建物を復元しています。これらの建物は19世紀後半から20世紀初頭に建てられたもので、木造の刑務所としては世界最古とされています。当時の囚人の生活や監獄の歴史を感じられる展示が多く、人形や当時の監獄食、さまざまなお土産などもあります。
![網走監獄](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/09/10abashirikangoku.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬可能
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない
摩周湖の絶景
北海道東部の阿寒摩周国立公園には、摩周湖と屈斜路湖という2つの美しい湖があります。摩周湖は世界で2番目に透明な湖として有名で、晴れた日には湖が青くなり、”摩周ブルー”と呼ばれています。この湖は観光ガイドブックのミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも高評価を受けています。隣の屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、季節ごとに違った風景が楽しめます。特に冬には湖が凍り、日本一の広さとなります。阿寒湖は、2005年にラムサール条約登録湿地となり、さらにミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで最高評価を受けるなど、世界的にも評価されています。摩周湖は、1931年に世界一の透明度を記録し、現在でも世界で2番目に透明度が高い湖(1位はロシアのバイカル湖)です。一方でに夏は霧が多く発生する季節で、霧の摩周湖とも呼ばれます。
![摩周湖の透明度](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/3masyuukotoumeido.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:冬季通行止め
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
摩周湖の日の出
摩周湖の神秘的な霧のヴェールが、湖に幻想的なイメージを与えています。特に早朝には、湖上に漂うダイナミックな雲海が現れることもあり、その美しい光景は訪れる人々に深い感銘を与えています。
![摩周湖の日の出](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/4masyuukohinode.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:冬季通行止め
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
摩周湖の天使の梯子
摩周湖の上空の雲の間から光が差し込んで地上を照らす、スポットライトのような美しい景色が見られる現象があります。この現象は、神秘的な様子から”摩周湖の天使の梯子”と呼ばれます。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/7tenshinohashigo.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:めったに見れない
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
美幌峠から眺めた屈斜路湖
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。特に美幌峠から眺める屈斜路湖は写真撮影に人気のスポットです。なお、この場所は女満別空港から直通バスも出ていますので車がなくてもアクセス可能です。
![美幌峠から眺めた屈斜路湖](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/5mihorotougtokussyaroko.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
冬の屈斜路湖
屈斜路湖は日本で最も大きな結氷する淡水湖で、冬には特別な自然の光景が見られます。湖上に集まるオオハクチョウの群れや、凍結した水面が急に割れる”御神渡り(Omiwatari)”という現象が観察されることがあります。
![冬の屈斜路湖](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/6huyunokussyaroko.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
硫黄山
“硫黄山”は、標高512mの活火山で、川湯温泉の街から硫黄山までの”つつじヶ原自然探勝路”で散策が楽しめます。6月から7月にかけてはガイドツアーも開催され噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。
![硫黄山](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/8iouyama.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:冬季除く
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
阿寒湖
阿寒湖は夏はカヌー、秋は紅葉の観賞、冬はワカサギ釣りや氷の結晶”フロストフラワー”の観察ができます。さらに、湖畔には温泉もあり、リラックスしながら湖の美しい景色を堪能することができます。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/0akankomizube.jpg)
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/1akankokohan.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
阿寒湖のまりも
マリモは淡水性の緑藻で、球状に集まった形態で知られています。この藻は糸のような形状を持ち、岩石や人工物に付着したり、水底に堆積したりして生息します。球状のマリモは、糸状のものが集まり、水底で回転しながら丸くなる特徴的な形です。日本の阿寒湖に生育するマリモは、その美しい球状体から特別天然記念物に指定されており、1921年以降、地域の人々によって大切に保護されています。
![マリモ](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/2marimo.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
オンネトー
この湖は季節や天候、見る角度によって色が変わり、青やエメラルドグリーン、ダークブルーなど様々な色に変化するため、五色沼とも呼ばれています。名前はアイヌ語で”老いた大きな沼”という意味があります。
![オンネトー](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/3onneto2.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
オンネトーの紅葉
周辺の山々とオンネトーの風景が静かで美しい絶景を提供しています。紅葉を楽しむ際には、午前中は対岸が暗く見えづらいため、陽が当たり綺麗に見える午後がお勧めです。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/6akankokouyou.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:10月上旬~10月中旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
阿寒湖アイヌコタン
アイヌは北海道の先住民族で、”コタン”とはアイヌ語で集落を意味します。”阿寒湖アイヌコタン”は道内最大級のアイヌの集落で、30軒以上の木彫りや民芸品店が並びます。訪れる人々は、アイヌの伝統的な舞踊を観覧したり、精巧な木彫りの民芸品を手に入れたり、独特のアイヌ料理を堪能することができます。
![阿寒湖アイヌコタン](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/4akankoainukotan.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要
阿寒湖温泉街
阿寒湖の温泉街のメインストリートはノスタルジックで美しく、民芸品屋のネオンライトが映画の魔法使いのお店のような雰囲気を醸し出していました。
![阿寒湖温泉](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/08/5akanonnsen.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:車必要