鹿児島県のインスタ映え写真の紹介
鹿児島県は、活動中の火山である桜島、霧島神宮や指宿温泉などの歴史ある神社だけでなく、種子島、奄美大島、与論島などの南の離島の美しい白い砂浜や亜熱帯のマングローブ林などでリゾート気分を満喫することも可能です。
桜島
桜島は、鹿児島湾に位置する複合活火山で、鹿児島のシンボルとされています。この火山は東西約12km、南北約10km、周囲約55km、面積約77km²で、高さ1,117メートルです。かつては島でしたが、1914年の大噴火で大隅半島と陸続きになりました。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:鹿児島港からフェリー15分 ▶時刻表
桜島の噴火
桜島は比較的新しい火山で、約29,000年前の巨大噴火の後に誕生しました。その噴火は今の桜島の噴火の100万倍の規模で、県全土を60mの厚さで覆いました。火砕流が山や谷を埋め尽くし、平らな地形となりました。その後、約26,000年前に再び噴火が始まり、現在の桜島が形成されました。
桜島は現在も活発な活動を続けており、観光地としても知られています。桜島ビジターセンターでは、火山の歴史や地形の変化などについて学べます。この地域の自然と歴史は、大昔の巨大噴火と密接につながっています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:鹿児島港からフェリー15分 ▶時刻表
黒神埋没鳥居
1914年の桜島の大爆発で、黒神一帯は火山灰と軽石で埋まりました。黒神神社の鳥居は埋没し、笠木だけが残り、人の背丈以下になりました。当時の村長が後世に噴火の脅威を伝えるために、そのまま残しており、現在もその形で存在しています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:鹿児島港からフェリー15分 ▶時刻表
桜島大根
桜島大根は、鹿児島県の伝統野菜で、世界最大の大根としてギネスブックに認定されています。通常の重さは約6kgで、大きなものは約30kg、直径40~50cmにもなります。桜島の特産品であったことからこの名前が付けられ、地元では島大根とも呼ばれています。特に直径の大きな千枚漬けは、鹿児島県の特産品として人気があります。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
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交通情報:鹿児島港からフェリー15分 ▶時刻表
桜島の夜明け
鹿児島市内の城山公園は、標高107mの山にある公園で、展望台や遊歩道があります。ここから昼間は桜島を見ることができ、天気が良い時には霧島や指宿の開聞岳も遠くに見えます。夜景が美しいことで知られていますが、朝焼け時の幻想的な桜島の風景も楽しめる人気のスポットです。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:鹿児島駅からバス4分 徒歩19分
ダイヤモンド桜島
11月下旬から1月中旬の間、桜島の山頂に太陽が重なる現象が観察できます。この時、太陽がダイヤモンドのように輝く美しい光景が約3分間見られます。特に12月中旬から下旬の夕方の16時55分が見頃です。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:11月下旬~1月中旬
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交通情報:鹿児島駅からバス4分 徒歩19分
天文館
鹿児島市の中心部の天文館は、九州地方でも有数の繁華街です。この地名の由来は江戸時代に島津藩の島津氏が天文観測と暦作成のために建てた明時館(天文館)にちなんで名付けられました。天文館には、鹿児島の代表的な郷土料理を提供する飲食店が多く、黒豚とんかつ、鹿児島ラーメン、そしてかき氷の”白熊”などが楽しめます。また、この天文館から西郷隆盛の銅像などの観光スポットへも歩いて行けます。毎年12月から1月にかけて、天文館ではミリオネーションと呼ばれる、100万球のLED電球で彩られるイルミネーションイベントが開催され、多くの人々を魅了しています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:鹿児島駅からバス8分
知覧特攻平和会館
知覧は第二次世界大戦末期に旧日本陸軍の特攻基地が置かれた町です。特攻とは、敵艦に向けて爆装した飛行機で体当たりする自爆攻撃であり、多くのパイロットがこの攻撃で命を落としました。この会館では、特攻隊員たちの遺影や遺品、彼らが使用した戦闘機などを展示しています。この展示の目的は、戦争の無意味さを伝え、二度とこのような悲劇が繰り返されないように、平和と命の尊さを訴えることです。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:西頴娃駅からバス28分
霧島神宮
鹿児島中央駅から車で約1時間20分の距離に位置する霧島神宮は、建国神話の主人公、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を祀る神社です。この神社は約6世紀に創建され、約500年前に現在地に移されました。現在の社殿は1715年に薩摩藩の当主、島津氏によって建立されました。霧島神宮では年間100以上の祭儀が行われ、特に元旦と2月11日に行われる九面太鼓の奉納は有名です。神社周辺では、桜の季節に美しい花景色、紅葉の季節には鮮やかな紅葉が楽しめます。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
鹿児島神宮
南九州最大の神社である鹿児島神宮は、もともと桜島を祀る神社です。社殿は1756年に建てられ、龍の彫刻や天井の植物絵の装飾が施されています。春には飾り付けられた馬と共に踊る初午祭が行われ、秋には武者行列と御神輿が海まで行進する隼人浜下りの祭りが開催されます。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:隼人駅から徒歩18分
開聞岳
標高924mの薩摩富士は、円錐形の山で、山頂からは霧島山や屋久島、南西諸島などの360度のパノラマが楽しめる指宿の象徴的な存在です。登山道はゆるやかで、老若男女問わず登ることができます。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
指宿温泉
指宿温泉は、薩摩半島に位置し、1000か所以上の泉源を持つ九州を代表する温泉地です。この地の温泉水はメタケイ酸を豊富に含んでおり、美肌効果があるとされています。特に注目すべきは、摺ヶ浜にある天然の砂むし温泉です。300年以上の歴史を誇り、温泉で温められた砂に体を埋めて汗をかくという独特の温泉体験ができます。砂むし温泉はその効能が科学的に説明されており、国内外の観光客から高い人気を集めています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:指宿駅から徒歩1分
種子島
種子島は、ポルトガルから日本に初めて鉄砲が伝来した歴史的な場所です。現在、宇宙に最も近い島としても知られており、日本で唯一の実用衛星打ち上げ基地である種子島宇宙センターが存在します。種子島博物館では、ポルトガルから伝わった銃や火縄銃などが展示されており、鉄砲伝来の歴史を深く感じることができます。また、美しい砂浜やマングローブ林などの景勝地があり、スキューバダイビングを含むさまざまなマリンスポーツを楽しむことが可能です。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:種子島空港 ▶時刻表
奄美大島
奄美大島は、沖縄本島と九州の中間に位置する離島で、佐渡島に次いで国内で二番目に大きな島です。この島は東洋のガラパゴスとも称され、豊かな水資源と肥沃な土地のおかげで多様な原生林が生い茂っています。特に、日本で第2位の面積を誇るマングローブ原生林は有名で、独特な生態系を持っています。観光のハイライトの一つは”黒潮の森 マングローブパーク”で、ここではマングローブの森をカヌーで体験することができます。さらに、毎年冬にはザトウクジラが繁殖や子育てのために島の沖合にやってきます。この時期には、ホエールウォッチングの半日ツアーが開催され、経験豊富なガイドがクジラの動きを読み解きながら、ダイナミックな野生のクジラのパフォーマンスを間近で見ることができます。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:奄美空港 ▶時刻表
加計呂麻島
加計呂麻島は、奄美大島の港から船で20分ほどの距離に位置する島です。島の形は東西に長く、周囲は約150kmの広さを誇ります。島では猫がのんびりと寝転がっていたり、波の音が聞こえるなど、奄美大島よりもさらに離島らしいのどかな空気を感じることができます。加計呂麻島で特に注目すべき名所は、於斉のガジュマルと呼ばれる樹齢700年の巨木です。この大木は島の南部にあり、観光客にとって必見のスポットとなっています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:奄美大島からフェリー20分
徳之島
徳之島は奄美大島の南西に位置し、面積は約248平方キロメートル、周囲は約80kmです。2021年には奄美大島と共に世界自然遺産に登録されました。奄美大島から徳之島へは飛行機で約30分、フェリーで約3時間半の距離です。徳之島は闘牛で有名で、年に3回開催される闘牛大会は徳之島の見どころの一つです。また、島は子宝の島としても知られ、全国でトップクラスの出生率を誇ります。また、隆起サンゴによって形成された断崖や奇岩で形成された”めがね岩”からからの夕日の景色は格別の美しさとされています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:徳之島空港 ▶時刻表
与論島
与論島は沖縄本島から約23km離れた位置にあります。この島は、歴史的に薩摩と琉球の両方の文化の影響を受けており、独自の伝統芸能が育まれていることが特徴です。また、透明度が高く美しい海に囲まれており、60以上の白いビーチがあります。中でも特に有名なのが百合ヶ浜で、これは干潮時にのみ現れる幻の砂浜として知られており、島の中でも最も美しいスポットの一つです。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:与論空港 ▶時刻表
沖永良部島
沖永良部島は、鹿児島から南へ552km、沖縄本島から北へ約60kmの場所にあり、琉球と薩摩の文化が混ざり合った独特の文化を持っています。この島は、世界でも珍しい隆起サンゴ礁によって形成され、オカリナのような形をしています。2017年に、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにも掲載されています。また、ドラマや映画の撮影地としても知られています。沖永良部島は年間平均気温が22℃と温暖で、亜熱帯の花々が一年中咲き乱れる美しい環境が特徴です。さらに、300を超える鍾乳洞が島内に点在しており、花と鍾乳洞の島としても親しまれています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:沖永良部空港 ▶時刻表
屋久島
屋久島は、太古から続く壮大な自然に包まれ、数千年の樹齢を持つ屋久杉を始めとする多くの固有種や絶滅の恐れのある動植物などを有しています。また、海岸部から中心部にかけての亜熱帯から亜高山帯の垂直分布という特異な生態系と素晴らしい自然景観も特徴です。これらが評価され、1993年には日本初の世界自然遺産に登録されました。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:鹿児島港からフェリー2時間 ▶時刻表
縄文杉
屋久島の森は、標高500メートルを超えると杉林が広がります。特に樹齢千年以上の杉は”屋久杉”と呼ばれています。その中でも縄文杉は特別で、屋久島の最大級の杉として知られ、その樹齢は2000年から7200年とされ、見る者を圧倒する存在です。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
ウイルソン株
ウィルソン株は約400年前に伐採された巨大な屋久杉の切り株と言われています。この切り株の中には大きな空洞があり、そこからは清らかな泉が湧き出しています。また、根元には三本の小杉が生えており、伐採された巨木の後に次世代の杉が育つ様子を示しています。この株の名前は、大正時代に屋久杉の調査を行い、この大株を世に広く紹介したアメリカの植物学者、ウィルソン博士に由来します。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
白谷雲水峡
白谷雲水峡は、人と森林との交流の場として、樹齢1,000年を超える屋久杉など、屋久島の原生的な森を気軽に観賞することができる人気のスポットです。特に春季には、山桜と新緑、そして九州最高峰の宮之浦岳のパノラマビューは、登山の疲れを忘れさせる爽快な景色です。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
永田いなか浜
永田川から運ばれてくる風化した花崗岩の白砂により形成された砂浜は、800mも続いています。ここは、太平洋全域を遊泳するウミガメが産卵のために上陸する場所として知られています。ただし、ウミガメの産卵や孵化のシーズン(5月1日から8月31日まで)には、夜間(19:30から翌朝5:00まで)の浜辺への立ち入りが制限されています。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
千尋の滝
この滝の落差は約60メートルで、大量の水が落下する光景は屋久島を代表する美しい風景の一つです。
屋久島の豊富な雨量が作り出す川が巨大な花崗岩を削り出した壮大な景観を眺めることができます。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
”もののけ姫”の森
鹿児島県の屋久島は、スタジオジブリの映画”もののけ姫”の森のインスピレーション源とも言われています。特に映画のモデルともいわれている”苔むす森”で、木々や岩が苔に覆われた深緑の原生林が広がる幻想的な景色が広がります。ガイドなしで個人で探索することも可能です。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要
大川の滝
大川の滝は88メートルの高さを誇り、豊富な水量が断崖から豪快に滑り落ちる様子は極めて迫力があります。滝壺まで歩いていくことができるため、滝から上がる水しぶきを間近で感じることができます。
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車必要