高知県の厳選11か所:地図・歴史・自然と最適な撮影時期の解説

中国/四国

高知県のインスタ映え写真の紹介

高知県には、歴史と自然の魅力に富んだ観光地が多数あります。主な観光スポットには、高知城、明治維新の重要人物坂本龍馬にゆかりのある桂浜、日本で最も有名な鍾乳洞の一つである龍河洞、そして仁淀ブルーで知られる仁淀川などがあります。


高知城

高知城は、1601年に山内一豊によって建設が始まり、1611年にほぼ完成しました。1727年の大火でほとんどが焼失しましたが、1753年に再建されました。今も美しい姿を保っており、日本に残る12の木造天守閣の一つで、多くの災害や歴史的変動を乗り越えてきました。公園内には一豊の妻、千代や板垣退助の像もあります。

高知城

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:県庁前から徒歩4分

桂浜

桂浜は龍頭岬と龍王岬の間に位置する、白い砂浜と青い松が美しい景勝地です。この地域は桂浜公園として整備されており、坂本龍馬の像や水族館などがあります。坂本龍馬の像は、和服にブーツを履き、太平洋を見つめる姿で、維新の志士の勇敢さを象徴しています。

桂浜

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:高知駅からバス32分

はりまや橋

江戸時代初期、近隣に住む豪商が、堀川を挟んでの往来のために”はりまや橋”を架けました。この橋は何度か架け替えられ、堀川も埋め立てられましたが、現在は”はりまや橋公園”として再現されています。ここには昔の橋の姿やモニュメントもあります。現在の橋は御影石で作られていますが、近くには昔の朱塗りの太鼓橋が再現されています。

はりまや橋

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:はりまや橋駅から徒歩2分

仁淀川

仁淀川は、その美しい青い水”仁淀ブルー”で知られるスポットです。水質は日本一と評価されており、特に”にこ淵”や”水晶淵”、”中津渓谷”などが有名です。”にこ淵”は山深い場所にあり、滝壺までの道は隠れた名所です。この地域は木々に囲まれており、特に正午前後に美しい光が差し込みます。

仁淀川

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:佐川駅からバス10分

龍河洞

高知県香美市にある約1億7500万年かけて形成された龍河洞は、岩手県の龍泉洞、山口県の秋芳洞と並ぶ日本で最も有名な鍾乳洞の一つです。この鍾乳洞は総延長4kmのうち、約1kmが一般公開されており、天降石や千枚岩などの自然の美しい造形が見られます。さらに、洞内には弥生時代の穴居生活の跡や神の壷など歴史的な見どころもあります。

龍河洞

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:土佐山田駅からバス21分

よさこい祭り

高知市で開催される”よさこい祭り”は、8月9日の前夜祭から始まり、10日と11日の本祭、12日には全国大会と後夜祭が行われます。前夜祭では約4000発の花火が打ち上げられることが特徴です。この祭りは1954年に高知商工会議所青年団が徳島県の阿波踊りに対抗する形で始めたものです。祭りでは、音響機器を搭載したトラックが走り、その後ろで踊り子たちが”よさこい踊り”を披露します。

よさこい祭り

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:8/9~8/12
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:高知市中心部

北川村のモネの庭

フランスの印象派画家クロード・モネのジヴェルニーにある自宅の庭を、高知に再現したモネの庭は世界で唯一のものです。約3万平方メートルの敷地には10万本の草花や樹木が植えられており、水の庭、花の庭、光の庭の3つのエリアで構成されています。モネが愛した光と色彩を感じることができる美しい風景が印象的です。

北川村のモネの庭

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:奈半利駅からバス10分

四万十川

四万十川は高知県西部を流れる四国で最も長い川です。流域にダムがなく”日本最後の清流”と称され、柿田川・長良川と並び”日本三大清流の一つ”とも呼ばれ、名水百選や日本の秘境100選にも選出されています。四万十川ではカヌーのようなアクティビティから、遊覧船によるゆったりとした川沿いの風景鑑賞まで、様々な体験が可能です。

四万十川の清流
霧の四万十川

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:窪川駅からバス32分

赤鉄橋

赤鉄橋の愛称で親しまれている四万十川橋は地元住民にとってシンボル的存在となっています。この橋の歴史は1926年までさかのぼり、かつて四万十川が頻繁に氾濫し、渡し船のみが交通手段だった時代に、船の転覆事件をきっかけに建設されました。

四万十川橋

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:中村駅からバス5分

沈下橋

日本三大清流の一つで全長約196kmの四万十川には、多くの沈下橋が架けられています。沈下橋とは、増水時に橋が水面下に沈んだ場合、流木や土砂で堰き止められないように欄干がない橋のことです。この構造によって橋の破壊や洪水を防ぎます。佐田沈下橋や勝間沈下橋などの沈下橋を巡る旅もおすすめです。これらの橋はロケ地としても利用されています。中村駅からバスで15分、安並で下車すると懐かしい風情が残る”安並水車の里”があります。これらは江戸時代に水田の土地をうるおすために作られた水車です。5月下旬になると水路沿いに紫陽花が咲き、水車とあわせ美しい風景を楽しめます。

四万十川の沈下橋

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:中村駅からバス21分

シラスウナギ漁

四万十川でのシラスウナギ漁は、希少な天然ウナギの捕獲だけでなく、その美しい光景でも知られています。色とりどりの灯りが暗闇の川面に反射し、幻想的な風景を作り出します。ウナギの稚魚は”白いダイヤ”とも呼ばれるほど高価なため、この漁業は県知事の許可が必要です。

四万十川のシラスウナギ漁

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:四万十川河口付近