京都府の厳選50か所:地図・歴史・自然と最適な撮影時期の解説

関西/中部/北陸

洛南 洛西 天橋立のインスタ映え写真の紹介

京都南部には伏見稲荷大社、平等院、醍醐寺、宇治上神社が、西部には世界遺産である金閣寺や、嵐山を象徴する渡月橋、ITの神様を祀る法輪寺の電電宮があります。また、北部の郊外には日本三景の一つである天の橋立があり、近隣には伊根の舟屋の幻想的な景観も楽しめます。


伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は、全国約30000か所の稲荷神社の中心的存在で、711年の創建以来、商売繁昌や家内安全の神様として広く親しまれています。特に有名なのは”千本鳥居”で、朱色の鳥居が連なるトンネルは幻想的な景色を作り出し、多くの外国人観光客も訪れます。境内には稲荷神の使いである狐の像があり、さまざまなものを口にくわえている姿が見られます。また、”おもかる石”と呼ばれるパワースポットがあり、そこで願い事をすると、願いの成就を占うことができます。

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:稲荷駅から徒歩1分

平等院

世界遺産の平等院は、藤原一族の栄華を今に伝える寺院で、1052年に藤原頼通によって創建されました。国宝の阿弥陀堂は、鳳凰堂とも呼ばれ、10円硬貨や1万円札にも描かれ、年間百万人以上が訪れる京都の代表的な名所です。

平等院

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宇治駅から徒歩9分

興聖寺

興聖寺は、日本で最初の曹洞宗の禅寺で、鎌倉時代の1233年に道元禅師によって開かれました。寺への道にある”琴坂”と呼ばれる坂は、春には桜、秋には紅葉が美しく、人気の観光スポットとなっています。

興聖寺

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宇治駅から徒歩20分

三室戸寺

三室戸寺は、宇治市にある歴史ある寺院で、770年に創建されました。現在のお堂は1814年に再建されたものです。寺院には広大日本の伝統的な庭園が広がっています。春には約2万株のツツジと一千本のシャクナゲが、初夏には約一万株のアジサイが、そして7月には蓮が美しく咲き、これらの花々により”花の寺”とも呼ばれています。

三室戸寺

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宇治駅からバス8分

石清水八幡宮

石清水八幡宮は、約1200年の歴史を持ち、伊勢神宮に次ぐ重要な位置を日本の神社の中で占めてきました。平安時代からこの神は京都と国家の守護神として朝廷や権力者から信仰されてきましたが、鎌倉時代からは庶民の間にも信仰が広がり、日本で最も広く崇敬される神となりました。

石清水八幡宮

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:橋本駅から徒歩33分

宇治上神社

宇治上神社は、近くにある宇治神社とともに古くから一体の存在とされていました。本殿は1060年頃に建てられたもので、現存する神社建築としては日本で最も古いです。また、平等院の創建とも密接な関係があるとされています。ユネスコの世界遺産にも登録されています。

宇治上神社

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宇治駅から徒歩17分

東福寺

鎌倉時代に創建された東福寺は1236年に建立を始め、19年かけて完成しました。本尊は釈迦如来で、本堂は1934年に再建されました。通天橋から眺めた約2000本の紅葉の景色は京都で最も美しいと評されています。

東福寺

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:秋
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:東福寺駅から徒歩7分

醍醐寺

醍醐寺は、世界遺産にも登録されている寺院で、境内には京都で最も古い五重塔を含む多くの国宝や重要文化財があります。この寺は874年に開山され、豊臣秀吉が花見を楽しんだ場所としても有名です。特に弁天堂の近くでは、池に映る紅葉が美しい逆さ紅葉を見ることができ、多くの訪問者を魅了しています。

醍醐寺

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:秋
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:山科駅からバス21分

宇治川の鵜飼

鵜飼いは、鳥の一種の鵜を使って魚を捕る伝統的な漁法です。篝火を灯して行われる夏の宇治川の鵜飼いの様子は幻想的で絵巻物のようです。

宇治川の鵜飼

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:夏
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宇治駅から徒歩14分

寺田屋

この宿では、1862年に薩摩藩の内乱があった事件と、1866年に明治維新の中心人物の坂本龍馬が襲われた事件の2つの大きな事件が起きました。その後、再建され、今も宿泊施設として利用できます。現在の建物には、過去の事件の痕跡とされる弾痕や刀傷、そして龍馬の妻が使用したとされる風呂が残されています。

寺田屋

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:京都駅からバス32分

金閣寺

金閣寺は、600年以上の歴史を持ち世界遺産にも登録されている、京都を代表する寺院です。この寺は正式には鹿苑寺と呼ばれており、特に金色に輝く舎利殿で知られています。舎利殿は1950年の放火で全焼しましたが、その後5年で再建され、金箔で装飾されました。

金閣寺

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:北大路駅からバス11分

嵐山

嵐山公園は嵐山の入口にあり、その前には桂川が流れています。公園では春には桜、秋には渡月橋を越えて見る紅葉が楽しめます。また、お茶やスイーツを販売する店があり、観光客が休憩できるベンチも設置されています。渡月橋は嵐山を象徴する長さ155mの橋で、橋の曲線と紅葉が織りなす景色は、京都の秋を象徴しています。12月上旬には橋のライトアップイベントがあり、多くの人で賑わいます。

渡月橋

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:京都駅からバス38分

法輪寺

713年に創建した嵐山にある法輪寺は、電気や電波の神様”電電明神”を祀る電電宮(Dendengu)を境内に持ち、珍しいSDカードのお守りで知られる新しいパワースポットです。特に13歳の子供が祈願する”十三参り”で知られ、毎年12月8日には針供養が行われています。

法輪寺

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:嵯峨嵐山駅から徒歩17分

天龍寺

嵯峨にある世界遺産の天龍寺は、元々は天皇の離宮があった場所で、1339年に足利尊氏が後醍醐天皇を弔うために創建した禅寺です。この寺には、天井に描かれた”雲龍図”と呼ばれる有名な天井画があり、土日祝日や春秋の特別な日に公開されています。また、天龍寺の庭園の曹源池庭園(Sougenchi-teien)は池泉回遊式の美しい庭園として知られています。

天龍寺

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春秋
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:嵯峨嵐山駅から徒歩7分

常寂光寺

常寂光寺は、京都の嵯峨野にある小倉山のふもとに位置し、平安時代から紅葉の美しい名所として知られています。特に、仁王門の周辺にある紅葉のトンネルは、紅葉の最盛期の美しさだけでなく、散って地面に覆われた紅葉も訪れる人々を魅了します。さらに、この寺院からは京都の街を一望することができ、その眺望も大きな魅力の一つです。

常寂光寺

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:嵯峨嵐山駅から徒歩18分

龍安寺

世界遺産の龍安寺は、静寂な禅寺で、特に砂利で敷き詰めた庭園の”石庭”が有名です。この庭は禅の考え方を表していて、誰が作ったのか、なぜ作られたのかは今も謎です。その神秘的な美しさは、エリザベス女王も魅了されたと言われています。

龍安寺

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:円町駅からバス9分

仁和寺

世界遺産の仁和寺は、平安時代から明治初頭まで皇族と関係が深く、御室と呼ばれています。特に有名なのは、4月中~下旬に咲く低い背丈の御室桜です。この桜は、江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれてきました。

仁和寺

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:円町駅からバス12分

竹林の道

嵐山の渡月橋と同じくらい有名なのが、竹林の道です。野宮神社から天龍寺、大河内山荘庭園にかけての竹林は、見る人を圧倒します。特に秋には、竹と紅葉が美しいコラボレーションを見せます。着物や浴衣を借りて人力車での散策もおすすめです。

竹林の道

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:嵯峨嵐山駅から徒歩13分

キモノフォレスト

京福電鉄嵐山本線の嵐山駅が、おしゃれなスポット”キモノフォレスト”に生まれ変わりました。ここには、色とりどりの京友禅の生地を使った約600本のポールが並んでおり、2013年に新しくなった駅の魅力的な装飾です。これらのポールは、大正時代から続く亀田富染工場によるもので、15種類の柄が色違いで展示されています。着物を着て歩くには最適な場所です。

キモノフォレスト

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:嵯峨嵐山駅から徒歩8分

天橋立

天橋立は、関西地方の京都府北部の宮津湾に位置し、日本三景と呼ばれる有名な観光地です。特異な地形の砂州が何千年もの時間をかけて幅20~170m、全長約3.6kmまで伸びています。この砂州には約6,700本の松が生い茂っています。天橋立を楽しむ方法は多岐にわたり、展望所からの眺め、天橋立を歩く、自転車に乗る、船で移動する、海水浴場で泳ぐなど、さまざまな自然体験を楽しむことができます。

天橋立の夕日

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:天橋立駅から徒歩7分

天橋立ビューランド

天橋立ビューランドは文珠山山上に位置する展望所で、ここからは天橋立を南側から一望することができます。股から覗くと、天橋立が天に舞う龍のように見えるため、この眺めは”飛龍観)”と呼ばれています。また、天橋立ビューランドには観覧車やサイクルカーなどがあり、子供からお年寄りまで全ての年齢層が楽しむことができます。天橋立ビューランドから天橋立の全景を見ることができ、その後自転車で走るのがおすすめです。松林の中は風が心地よく、歩いている人々も見られます。時間に余裕がある方や歩くのが好きな方には、歩くことも良い選択肢だと思います。天橋立の景観が自然によってどのように形成されたのかを説明した看板もあり、とても興味深い内容です。

天橋立の全景

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:天橋立駅から徒歩5分

天橋立神社

天橋立の松林の中に位置する小さな神社は、いくつかある神社参りのスタート地点となります。この神社は、恋愛成就のパワースポットとしても非常に人気があります。

天橋立神社

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:天橋立駅から徒歩14分

伊根の舟屋

伊根湾には約230軒の舟屋が並んでいます。この地区は、全国の漁村で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。舟屋の構造は、1階が船を保管し、2階が生活空間となっています。伊根の舟屋へのアクセス方法は京都丹後鉄道の天橋立駅からバス(所要1時間)が運行しています。観光船に乗り、海から見る舟屋の風景は特異で美しいものでした。船に乗ってしばらくするとウミネコがやってきて、餌をあげるとたくさん集まってきて、乗船客を楽しませてくれました。実際に舟屋を歩いて見て回りました。海から見る舟屋とは異なり、生活感溢れる風景が広がっていました。伊根は湾に囲まれていて、湾の入り口に島があるため、その島が大きな波を防いでくれます。そのため、伊根は大きな台風などが来ても災害はほとんどなく、また、潮の干満も年間を通して非常に少ないため、良い漁場となっています。

伊根の舟屋の全景

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:天橋立駅からバス1時間