宮城県のインスタ映え写真の紹介
日本三景の一つ、松島の青い海と空、緑の島々のコントラストは、まさに絶景です。特に夕暮れ時は、言葉を失うほどの美しさです。松島湾に浮かぶ朱塗りの福浦橋からは、松島湾の絶景と松島の島々を一望できます。国の重要文化財に指定されている五大堂と、伊達政宗公の孫・光宗君の菩提寺である円通院では、歴史を感じる建造物の美しさを体感できます。特に円通院の秋は、紅葉と庭園のライトアップが織りなす幻想的な風景がSNS映え間違いなしです。
仙台市街にも見どころがあります。仙台市で8月に行われる仙台七夕祭りは、豪華絢爛な七夕飾りが街を彩る、東北を代表する祭りです。市街を一望できる青葉城跡の伊達政宗公騎馬像は、仙台観光の定番フォトスポットです。春は桜、秋は紅葉と、四季折々の風景を楽しめます。仙台市街を見守るように立つ仙台大観音も隠れた名所です。その大きさは圧巻で、青空を背景に写真に収めれば、SNSでも話題になること間違いなしです。
宮城蔵王には外国人に大人気の蔵王キツネ村があります。世界でも珍しいキツネと触れあえる施設です。また、宮城県の内陸部には、秋保温泉、作並温泉、鳴子温泉といった東北を代表する温泉地も多くあります。日々の疲れを癒し、温泉街の風情を写真に収めれば、旅の思い出になること間違いなしです。
蔵王キツネ村
蔵王キツネ村は、宮城県白石市に位置する日本で唯一のキツネに触れ合える施設です。施設内では、さまざまな種類のキツネが自由に動き回っており、訪問者は実際にキツネと触れ合うことができます。特に冬季はキツネが冬毛に生え変わるため、見ごたえがあります。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/top.jpg)
営業時間は季節により異なり、夏季は9:00から16:30(最終入場16:00)、冬季は9:00から16:00(最終入場15:30)です。天候による営業時間変更や短縮、定休日(水曜日、ただし2月、8月、5月の連休と祝日は除く)などもあります。同施設では、キツネによる寄生虫感染の防止に厳重に取り組んでおり、定期的な臨床検査と薬の投与により、キツネと安心して触れ合う環境を維持しています。また、敷地内に設けられたエサ場では、受付で販売されているエサをキツネに与えることができますが、直接与えるのは禁止されています。小学生以下のお子様は大人の同伴が必要で、大人一人につきお子様一人のルールが施行されています。これは放し飼いによるケガの予防のためで、皆様の理解と協力が求められています。
その他、売店でのキツネグッズの販売やウサギ、ヤギ、ポニーなど他の動物とのふれあいも楽しめます。ただし、キツネが動く物に興味を示す性質があるため、服装や持ち物には注意が必要です。
宮城蔵王キツネ村では、キツネとの安全で楽しいふれあいを提供していますが、それには訪問者自身の理解と協力が必要です。キツネや他の動物たちとの素敵な一日を過ごすためにも、ルールを守り、スタッフからの指示に従ってください。
![蔵王キツネ村の入口通路](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/kitune0-5.jpg)
![蔵王キツネ村の入口](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/kitune1-5.jpg)
![蔵王キツネ村のチケット売り場](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/kitune2-5.jpg)
訪れる際に重要な二つの注意点があります。まず一つ目は、小学生以下のお子様1人につき大人1人が必要であるというルールです。例えば、パパとママ、そして三人の子供という家族では一度に全員で入園することはできません。遠方から訪れて入園できないという事態を避けるためにも、事前にこの点を把握しておくことが重要です。二つ目の注意点は、立ち止まらないことです。キツネたちは非常に可愛らしく、触りたくなるほどですが、エサをあげた際には彼らの態度が一変します。口コミではスタッフの対応が悪いとありましたが私の訪問時はそんなことはありませんでした。この施設は日本の他の観光施設とは異なりケガをしても自己責任との姿勢です。キツネは野生動物である以上、予期しない事故も想定できるため、その点をしっかりと理解したうえで訪れることを薦めます。スタッフが入口で、子供1人につき大人1人が必要、しゃがんで写真を撮ると噛まれる可能性があるなど、さまざまな注意事項を説明してくれました。きつねが怖い場合は後ろへ逃げるのではなく、前に進むときつねが逃げてくれます。ここは人間がきつねの世界に入る場所であることが、看板に書かれていてよく理解できました。噛み付く可能性のある物はバッグにしまうようにとの説明も理解できました。これらの注意事項は皆のためのものです。理解できない人やルールを守れない人は来ない方がいいでしょう。
![狐の群れ](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k0-5.jpg)
![狐の家族](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k2-5.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:現在公式サイトが停止中
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:白石蔵王駅から車で20分
松島
松島は東北地方の宮城県に位置し、日本三景の一つと称される美しい景観を持つ地域です。260以上の大小様々な島々が点在する海岸線は、その美しさで知られています。また、松島は瑞巌寺をはじめとする歴史と文化の両方を楽しむことができます。松島の主要な観光スポットは以下の通りです。
![夏の松島](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k1matusima-5.jpg)
![秋の松島](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k2matusima-5.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:松島海岸駅から徒歩2分
松島湾観光クルーズ
松島を堪能するためには船で周遊することがおすすめです。四季折々の美しさを楽しむことができます。私は塩釜港から出発する松島の遊覧船に乗り、約50分間で松島を巡りました。船上からの景色は日本三景に数えられるだけあり、非常に美しいものでした。船内では海鳥の餌を販売しており、これを海に投げると多くの海鳥が集まってきて、楽しい体験ができました。
![松島の全景](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k3matushima-5.jpg)
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/r2umineko-5.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:松島海岸駅から徒歩7分
福浦橋
福浦島に架かる全長252m、松島の中で一番長い橋です。橋を渡ることで良縁を引き寄せることができる言い伝えがあります。
![福浦橋](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k4hfukuurabashi-5.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:8月下旬~12月下旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:松島海岸駅から徒歩16分
五大堂
松島のシンボルである五大堂は、西暦807年に坂上田村麻呂将軍が東北征伐の際にを建立した”毘沙門堂(Bishamondo)”がはじまりです。現在の建物は1604年、伊達政宗によって建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。
![五大堂](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k5godaidou-5.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:松島海岸駅から徒歩11分
円通院
伊達政宗の孫、光宗を祭った寺院です。美しい日本庭園や紅葉のライトアップが有名です。雨上がりの晴れ間に訪れ、木々の隙間から差し込む日差しと紅葉の色彩が作り出す美しいコントラストに深く感動しました。私がこれまでに訪れた中で、円通院の美しさは最も心に残っています。特に11月中旬が見頃とされているので、その時期の訪問をオススメします。
![](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/matushima.jpg)
![紅葉の円通院](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/07/k6entuuin-5.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:11月中旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:松島海岸駅から徒歩6分
青葉城
400年以上前に戦国時代の大名である伊達家が築いた青葉城は、約130メートルの高さの天然の要害に建てられました。この城は、当時の将軍である徳川家康の警戒を避けるために敢えて天守閣を持たなかったと言われています。現在は城自体は残っていませんが、敷地は青葉山公園として一般に開放されており、ここから仙台市内や太平洋を一望できます。特に、伊達政宗公の騎馬像は仙台市の象徴的な風景として知られています。また、青葉城資料展示館では、コンピューターグラフィックスを使って復元された青葉城の映像が展示されています。
![青葉城](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/12/1aobajyo.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:仙台駅から地下鉄25分
大崎八幡宮
大崎八幡宮は、1607年に伊達政宗によって創建され、仙台地域の守護神社としての役割を果たしてきました。この神社は、日光東照宮に似た豪華な装飾が特徴的な建築様式を持っており、開運、厄除け、安産などのご利益があるとされています。また、300年以上の歴史を誇る松焚き祭は、正月飾りや古い神札を燃やし、一年間の家庭の安全を祈る伝統的な行事です。この祭りは毎年1月14日に行われ、その火にあたることで、参加者は一年間の健康と家庭の安全を祈念します。
![大崎八幡宮](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/12/2oosakihachimangu.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:仙台駅からバス24分
作並温泉
作並温泉は仙台市から車で約40分の場所にあり、古くから仙台藩主の隠れ湯としても知られています。1796年に開湯して以来、多くの文化人や訪問者に愛されています。泉質が肌にやさしく、美女づくりの湯としても有名です。露天風呂や岩風呂、立ち湯など、多彩な湯めぐりが楽しめます。また、近くの広瀬川には”鳳鳴四十八滝”と呼ばれる美しい滝があります。この滝は、その水音が伝説の鳳凰の声に似ていることから名づけられました。
![作並温泉](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/12/3sakunamionsen.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:仙台駅から作並駅43分
秋保温泉
秋保温泉は約1500年の歴史を誇り、戦国時代の大名、伊達家によって入浴場として利用されていました。現在、この温泉は豊かな自然に囲まれた、市民にとっての憩いの場所として広く親しまれています。また、秋保大滝は落差約55メートル、幅約6メートルの迫力ある滝で、その周辺は美しい紅葉でも知られています。
![秋保温泉](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/12/4akiuonsen.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:仙台駅からバス30分
鳴子温泉
鳴子温泉は宮城県大崎市にあり、飯坂温泉、秋保温泉と並び東北地方の有名な温泉の一つとして知られています。この鳴子温泉は、豊富な湯量と効能で人気があり、温泉街には湯煙が立ち上り、硫黄の香りが漂います。細い路地には土産物屋が並び、温泉情緒を感じることができます。また、”鳴子こけし”や”鳴子漆器”といった土産物も有名です。宿に滞在すると、浴衣や下駄を借りて共同浴場に行くことも楽しみの一つです。近くの鳴子峡は、10月中旬から11月上旬にかけて美しい紅葉で彩られます。
![鳴子温泉](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/12/5narukoonsen.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:古川駅から鳴子温泉駅40分
仙台大観音
大観密寺にある高さ100メートルの仙台大観音像は内部が12層に分かれており、ここからは仙台市内を一望できます。内部には108体の仏像などが安置されており、エレベータでのアクセスも可能です。仙台駅からバスで約40分で到着します。1964年に地元の実業家がこの地域の開発を始め、事業成功の礼として大観音像を建立しました。タイなど海外でも知名度が高く、映画のロケ地としても使用されています。
![仙台大観音](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/12/6sendaidaikannon.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:仙台駅からバス35分
仙台の七夕祭り
仙台七夕祭りは、青森のねぶた祭り、秋田の竿燈祭りに並ぶ東北三大祭りの一つで、伊達政宗公の時代から続く日本で最も有名な七夕祭りです。仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街には、豪華絢爛な笹飾りが展示されます。これらの飾りは、8月6日の朝8時頃から設置され、その豪華さで競います。また、この祭りの前夜祭として行われる仙台七夕花火祭では、約16000発の華やかな花火が打ち上げられ、仙台の夜空を美しく彩ります。
![仙台七夕まつり](https://www.japan-trip.fun/wp-content/uploads/2023/12/7tanabatamaturi.jpg)
SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:8/6~8/8
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:仙台市中心部