宮崎県の厳選12か所:地図・歴史・自然と最適な撮影時期の解説

九州/沖縄

宮崎県のインスタ映え写真の紹介

宮崎県は神話の里とも呼ばれ、多くの歴史的な史跡が点在しています。代表的なものとしては、古墳時代の西都原古墳群や、天岩戸神社、鵜戸神宮、青島神社、宮崎神宮などがあります。また、神秘的で美しい渓谷である高千穂峡は九州を代表する撮影スポットです。


鵜戸神宮

宮崎県日南市にある鵜戸神宮は、日向灘に面する断崖の中腹に位置し、東西38メートル、南北29メートル、高さ8.5メートルの岩窟内に本殿が設置されています。この神社は、崖に沿って設けられた石段を下って本殿に辿り着く必要があるため、上り階段で参拝する他の神社とは異なり、特異な構造を持っています。縁結び、子授け、安産、育児祈願などのために多くの参拝者が訪れることで知られています。

鵜戸神宮

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宮崎空港駅からバス59分 徒歩24分

青島神社

青島神社は、亜熱帯植物に囲まれた青島の中央に位置しています。社殿は鮮やかな朱色で、青い空とのコントラストが目を引きます。この神社は、神話に登場する神様が結ばれた場所であることから、特に縁結びのご利益があると言われています。境内にはハート形の絵馬やオブジェなど恋愛成就に関連するアイテムが多く、ハート形に見える”猪の目”などを探すのが人気です。

青島神社

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:青島駅ら徒歩5分

天岩戸神社

高千穂町の天岩戸神社は、日本神話で知られる天照大御神が隠れた天岩戸という洞窟を神体として祀る神社です。この神社には、西本宮と東本宮の二つの社があり、どちらも天照大御神を祀っています。
天岩戸神社から徒歩約10分の場所にある天安河原は、天照大神が岩戸に隠れた際、八百万の神々が集まって相談したとされる歴史的な場所です。このエリアには仰慕窟という幅40メートルの洞窟があり、その中に鳥居と社が建てられています。ただし、大雨などで川が増水した際には、参拝ができなくなることがあります。

天岩戸神社

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:延岡駅からバス1時間20分

宮崎神宮

宮崎神宮は、日本の初代天皇である神武天皇を祀る神社で、家内安全、夫婦和合、安産・子宝、必勝祈願、合格祈願などにご利益があるとされています。参道には灯篭が灯され、神秘的な雰囲気を醸し出し、訪れる人々に心の浄化を感じさせます。現在の社殿は1907年に建立されたものです。宮崎神宮大祭では、神武天皇を祀る荘厳な行列が特に見どころであり、五穀豊穣を祈る祭りや迫力ある流鏑馬など、年間を通じて古来から伝わる様々な催しも開催されています。

宮崎神宮

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宮崎駅からバス12分

西都原古墳群

西都原古墳群は、東西2.6km、南北4.2kmに広がる日本最大級の古墳群で、300基以上の様々な形や規模の古墳が点在しています。この中でも男狭穂塚と女狭穂塚は特に有名ですが、これらは宮内庁によって管理されており、一般の立ち入りは禁止されています。周辺は、春になると30万本の菜の花と2000本の桜が咲き誇り、訪れる観光客を魅了します。

西都原古墳群

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:佐土原駅からバス26分 徒歩34分

都井岬

日南海岸の都井岬は、高さ10メートルから50メートルの断崖に囲まれた、太平洋に大きく突き出した岬です。ここは世界的に珍しい天然記念物である野生馬である御崎馬が生息する場所として知られています。これらの馬は、江戸時代から続く武士の馬が野生化したものです。岬には都井岬ビジターセンター、都井岬灯台、御崎神社などがあり、遊歩道も整備されています。また、野生馬ガイドツアーがあり、訪れる人々は野生馬の社会を間近で観察することができます。

都井岬

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:串間駅からバス38分

日南海岸

日南海岸にある青島周辺の海岸には、鬼の洗濯板と呼ばれる独特の波状岩があります。これらの岩は、約700万年前の海中で形成された固い砂岩と軟らかい泥岩が交互に積み重なった地層が隆起してできたものです。長い時間をかけて波に洗われることで、固い砂岩層だけが板のように積み重なって現れた形状です。青島から南に位置する巾着島までの約8kmにわたる海岸線にこの波状岩が見られます。潮が引く時には、この岩場で磯遊びを楽しむことができます。

日南海岸

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:宮崎駅からバス60分

高千穂峡

高千穂峡は垂直の岩肌を持つ渓谷で、底部には五ヶ瀬川が静かに流れ、美しい緑に囲まれた17mの真名井の滝が見事に落下しています。その景色は「神の都」と呼ばれる高千穂の名にふさわしい神々しさがあります。遊歩道が渓谷沿いに整備されており、真名井の滝やその周囲だけでなく、高千穂大橋まで歩くことを推奨します。ここでは、時代と高さの異なる神橋、高千穂大橋、神都高千穂大橋の3つの橋を同時に眺めることができる特別な見学スポットがあります。移り変わる渓谷美も楽しめます。

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:延岡駅からバス1時間20分 徒歩25分

真名井の滝

一番の特徴である”真名井の滝”は、日本の滝百選に選ばれており、約17メートルの落差から水が落ちる様子は壮観です。夏季にはライトアップが行われ、幽玄で神秘的な美しさを醸し出します。遊歩道には展望台が設けられており、滝を見下ろすことが可能です。また、人気のボートレンタルもあり、ボートから滝を見上げる視点を楽しむこともできます。

真名井の滝

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:延岡駅からバス1時間20分 徒歩24分

高千穂峡の三つの橋

高千穂峡には三つの橋がかかっています。下から神橋(石の橋)、高千穂大橋(鋼の橋)、神都高千穂大橋(コンクリートの橋)という順番で、この三つの橋から見る景色は絶景です。

高千穂峡の橋

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:延岡駅からバス1時間20分 徒歩24分

高千穂峡の柱状節理

渓谷の美しさを形作る独特の形状の岩は、大昔、阿蘇山の大爆発により流れ出た火砕流が長い年月をかけて侵食され、現在のような深くそして美しい岩肌を造りあげたものです。新緑の春、ライトアップされる夏、色鮮やかな紅葉の秋、そして雪化粧する冬と、一年を通じてさまざまな表情を楽しむことができます。

高千穂峡の柱状節理

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:延岡駅からバス1時間20分 徒歩25分

高千穂神社

遊歩道が整備されていて、ゆっくりと散策しながら自然を楽しむことができます。また、近くには宮崎県の神話や歴史に触れることができる高千穂神社などもあります。訪れるたびに違った景色と体験が楽しめる高千穂峡は、自然愛好家はもちろん、写真好きや歴史・文化に興味がある方にもおすすめの観光地です。

高千穂神社

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:延岡駅からバス1時間20分 徒歩11分