栃木県の厳選7か所:地図・歴史・自然と最適な撮影時期の解説

関東/甲信越/東海

栃木県のインスタ映え写真の紹介  

栃木県は、雄大な自然と歴史が織りなす絶景スポットの宝庫です。特に、青色をした神秘的な中禅寺湖と、雄々しくそびえる男体山、日本三大名瀑の一つに数えられる華厳の滝はまさに絶景です。近くにある竜頭の滝は、岩肌をまるで竜が昇っていくように水が流れ落ちます。階段状の岩と白い水流が織りなす風景は、優美さと力強さを兼ね備えています。紅葉シーズンには、周囲の木々が赤や黄色に色づき、さらに美しい風景を写真に収められます。
また、世界遺産の日光東照宮は、豪華絢爛な建築美が魅力です。陽明門や眠り猫など、見どころ満載なので、細かい装飾までじっくりと撮影してみましょう。


中禅寺湖と男体山

“男体山”は日光を代表する高さ2,486メートルの山で、信仰の対象とされています。この山の麓には”中禅寺湖”があり、およそ2万年前に男体山の噴火でできたとされています。湖畔は四季折々の美しい自然に恵まれ、遊覧船でその美しさを楽しむことができます。特に初夏にはツツジ、秋には紅葉が見どころです。

中禅寺湖と男体山
中禅寺湖

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:東武日光駅から徒歩50分

華厳の滝

この滝は、中禅寺湖から流れ出る落差97メートルの滝です。那智の滝、袋田の滝と並ぶ日本で最も有名な滝の一つです。水量の変化が特徴で、多い時には毎秒55トン、少ない時には0.3トン以下にもなることがあります。

華厳の滝

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:東武日光駅から徒歩40分

日光東照宮

日光東照宮は、日本の初代将軍、徳川家康を祀る神社です。家康は日本の戦国時代を終わらせ、長い江戸時代の平和な基盤を作りました。この神社は、三代将軍徳川家光によって大規模に再建されました。なお、日光東照宮は、輪王寺、二荒山神社とあわせて世界遺産として登録されています。

東照宮
東照宮と紅葉

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:東武日光駅から徒歩30分

竜頭の滝

この滝は、男体山の噴火によって形成された溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ちます。滝は幅約10メートルの階段状の岩場を勢いよく流れ、滝つぼ近くで大きな岩によって二分されています。この特徴から、滝は竜の頭に似ていると言われ、”竜頭の滝”と名付けられました。9月下旬からは紅葉の名所として知られ、モミジなどが美しい色に変わります。

龍頭の滝

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度低い 車必要

戦場ヶ原

戦場ヶ原は標高が約1,400メートルで、周囲は山々に囲まれています。この湿原は、約2万年前に男体山が噴火した結果、川が堰き止められてできた湖が土砂や火山の噴出物で埋まり、植物が生えたことで形成されました。湿原と周囲の山々の四季折々の美しい自然を楽しむことができます。

戦場ヶ原

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度低い 車必要

八丁出島

中禅寺湖は日本で最も標高が高い湖とされ、特に10月中旬から下旬にかけての紅葉は絶景です。その中でも”八丁出島”は見逃せません。この小さな半島は湖面から一本だけ突き出し、そのユニークな形状が目を引きます。秋になると、この半島が鮮やかな紅葉で覆われ、まるで自然が作った美術品のようです。

八丁出島

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季は一部通行止
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度低い 車必要

いろは坂

いろは坂は日光市街と中禅寺湖を結ぶ観光道路で、下り専用と上り専用の2つの坂道からなります。秋には美しい紅葉が見られるため、非常に人気があり、通常は上りで20分ほどですが、紅葉のシーズンには2~3時間かかることもあります。そのため、紅葉の時期は時間に余裕を持って出かけることをおすすめします。

いろは坂

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度低い 車必要