山形県の厳選9か所:地図・歴史・自然と最適な撮影時期の解説  

北海道/東北

山形県のインスタ映え写真の紹介

江戸時代の面影を残す銀山温泉街のガス灯に照らされた雪景色は、まるでジブリ映画の世界です。レトロな街並みを浴衣姿で散策したり、温泉街を見下ろす旅館の部屋から撮影すれば、ノスタルジックな雰囲気満点の写真が撮れます。近くの銀鉱洞探検も、冒険心をくすぐる非日常体験としてSNS映え間違いありません。
山形の夏の風物詩、花笠まつりも見逃せません。色鮮やかな花笠を手にした踊り手が、街を熱狂の渦に巻き込みます。躍動感あふれる踊りと笑顔、そして華やかな衣装は、写真にエネルギーを与えてくれます。夜にはライトアップもされるので、昼と夜で異なる表情を楽しめるのも魅力です。
山形市の郊外にある立石寺(山寺)は、松尾芭蕉も訪れた、1000年以上の歴史を持つ山寺です。山頂からは雄大な自然を一望できます。ここから眺める緑豊かな山々に囲まれた風景は、息をのむ美しさです。石段を登りながら、歴史を感じさせる建造物を写真に収めれば、厳かな雰囲気が伝わる一枚になります。
そして、最近、外国人に大人気の蔵王連峰で、四季折々の絶景を独り占めしましょう。蔵王は、冬は神秘的な樹氷、春から夏にかけてはエメラルドグリーンに輝くお釜、秋には燃えるような紅葉と、訪れるたびに違う感動が味わえます。
これらのスポットを巡って、あなただけの最高の山形を発信しましょう。


銀山温泉

銀山温泉のこの場所から眺めた風景は、アニメ”千と千尋の神隠し”の舞台にも似ていて宮崎アニメのファンに大人気です。また、1983年にNHKで放映された朝の連続ドラマ「おしん」の撮影地としても有名です。

レトロな銀山温泉

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利

雪の銀山温泉

銀山温泉は特に雪が降った夜が最も美しく、外国人旅行者による写真撮影で賑わいます。雪に覆われた町が照明で一層引き立ちます。

雪の中の銀山温泉

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利

銀鉱洞

温泉街には昔の銀鉱山の跡地である銀鉱洞があり、坑内に入ることができます。坑洞内は照明と歩道橋が整っていますが、その静けさと冷たい空気はまるで別世界のような感覚を味わえます。

銀鉱洞

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利

花笠まつり

山形花笠まつりは、山形市で毎年8月5日から7日にかけて行われる大規模な夏祭りです。この祭りは東北を代表する祭りの1つとされ、約100万人もの観客が集まります。特に有名なのが”花笠音頭”と呼ばれる踊りで、夕方6時に始まるパレードで約1万4千人の踊り手が”ヤッショ、マカショ”という掛け声と共に踊ります。パレードコースは約1.2kmで、山車が先頭を切り、その後に踊り子が続く壮観な行列が繰り広げられます。

花笠まつり

SNS映え:★★★★
撮影チャンス:8/5~8/7
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:山形市中心部で開催

立石寺

この寺院は一般に山寺と呼ばれ、860年に建立されて以来、山形県の代表的な観光地となっています。最も印象的な特徴は、煩悩を消滅させるとされる1015段の石段です。実際にはこの石段は意外にも歩きやすく、往復で大体1時間30分程度しかかかりません。特に紅葉の時期には、その美しい景観が広がり、絶好の写真撮影スポットとなります。

山寺

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:11月下旬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:山寺駅から徒歩で登山

蔵王連峰

蔵王連峰は、東北地方の南北に連なる奥羽山脈の中に位置し、宮城県と山形県の県境にある連なる山々です。この地域は火山活動により形成された火山群です。また、常時観測対象の活火山であり、火口湖である御釜や噴気口が存在します。山の裾野には温泉地やスキー場が点在し、宮城県と山形県の主要な観光地の一つとなっています。蔵王ロープウェイは蔵王温泉から蔵王山頂までを結び、観光客や登山者、スキー客に利用されます。山麓線(約7分)と山頂線(約10分)からなり、四季折々の景色を楽しむことができます。春の新緑、夏の星空観賞、秋の紅葉、冬の樹氷ライトアップなどのイベントがあります。また、山頂にはレストランもあり、壮大な自然の景色を見ながら食事を楽しむことができます。

蔵王の朝焼け
蔵王のロープウェー

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋冬
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:山形駅から路線バス45分

蔵王の樹氷

蔵王の特殊な気象条件と植生が、世界でも希有な氷と雪の芸術品を生み出します。一つとして同じものがなく、その姿は常に変化し、壮大で繊細です。これらは”スノーモンスター”とも称され、蔵王の樹氷として知られています。

蔵王の樹氷

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:1月下旬~2月
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:山形駅から路線バス45分

蔵王のお釜

“御釜”は蔵王の山々に囲まれた円形の火口湖で、荒々しい火口壁とエメラルドグリーンの湖面が神秘的な雰囲気を放っています。冬の樹氷と共に蔵王の象徴となっています。これまでに26回の噴火があり、最新の噴火は1895年に起こりました。湖水は強酸性で生物は生息できず、太陽光線の当たり方で色が変わるため五色湖とも呼ばれています。蔵王のお釜は運と天気が良い日に限り見ることができる場所で、晴天でも突然霧が出て視界が遮られることがあります。天気予報で曇りと出ていた日でも、お釜に近づくにつれて太陽が出て、お釜に到着する頃には絶好の天気になることがあります。このような日には、まるで観光写真のような絶景を楽しむことができます。

蔵王のお釜

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:春夏秋/冬季閉鎖 
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利

蔵王エコーライン

蔵王エコーラインは天候が急変しやすいため、出発前に服装や体調、天気予報、車の点検をしっかり行うことが推奨されます。晴れた日には美しい紅葉を楽しむことができますが、雨や曇りの日には山に霞がかかり、紅葉が見えづらくなります。また、視界がほとんどない状況もあり、運転には十分な注意が必要です。

蔵王の紅葉

SNS映え:★★★★★
撮影チャンス:10月上旬~中旬 
撮影地情報:▶地図・営業時間・経路
交通情報:公共交通機関頻度少ない 車が便利